最近よく聞く「QOL（クオリティオブライフ）を上げる」の意味って？

最近よく耳にする「QOL（クオリティ・オブ・ライフ）」という用語。何となく意味は分かるけれど、具体的な定義や、実際どうすればいいのか分からない人もいるはず。QOLを上げると、満足度の高い生活を送れるのだとか…？ぜひ日々の習慣を見直して、意識的にQOLを上げていきましょう。

「QOL」って聞いたことない？

「QOL（クオリティ・オブ・ライフ）」という言葉、聞いたことありませんか？「○○を買ったらQOL上がった！」というように使われていますが、何をどうするのかよく分からない人も多いのでは。

ちょっぴり難しそうに聞こえるけれど、実は日々のちょっとしたことを意識するだけでQOLは上がるんです！

「QOL（キューオーエル）」とはQuality of Life（クオリティ・オブ・ライフ）の略で、簡単に言うと「生活の質」のことを指します。人間らしく、そして自分らしい生活を送っていることがポイントで、生きる上での満足度を表す指標のひとつ。

実はQOLはもともと、医療分野で使用されていた用語。病気を治すことを優先して、患者さんが人間らしい生活を営めなくなるのではなく、治療をしながらも自分らしい生活を維持できるように目指すことが、QOLという考え方です。それが広く一般的に使われるようになったことで、最近よく聞く言葉になったと言えます。

昔は三種の神器など、モノを持つことが「豊かさ」だという考え方が一般的でした。ところが、今は簡単にモノを持つことができるようになり、モノよりも心の豊かさを重視するようになってきました。

そのような変化によって、QOLを上げることで自分らしい生活を送り、心の豊かさを上げることが注目されているんです。

それでは、具体的にどうやってQOLを上げていけばいいのか見ていきましょう！「QOLを上げる」というと、何か大変なことをしなければならないと思う人もいるかもしれませんが、ちょっとしたことで大丈夫なんです。何が良い悪いというわけでもなく、判断基準は自分が心地いいと感じるかどうかでOK。

文房具やアクセサリー、下着など、普段よく使うモノは、ちょっぴりお金をかけて自分のお気に入りを揃えると気分を上げてくれるはず。例え安く買えるモノでも、自分のお気に入りたちにいつも囲まれていれば、グンと充足感もUPします。

ひとり暮らしをしている人は、休日に声を出す日がない人もいるのでは？そんな日があってももちろんOKですが、仕事やお買い物に行ったときには、意識的に人と会話をするようにすると、ちょっとだけ心が豊かになる場面があるかも。無理に話さなくていいですが、話しかけられたら笑顔で応えましょう。

食べることと同じくらい大切な睡眠。枕や布団など、今は安く手に入れることもできますが、大事なのは睡眠の質。自分好みなのはもちろん、自分のカラダに合った寝具を揃えれば、自然と睡眠の質も上がるんです！一回揃えてしまえばずっと使えるのでコスパも◎。

切羽詰まっていたり、楽しいとついつい休みの日にもやってしまいがちな仕事。そんな気持ちをグッと我慢して、オフの日はしっかりお休みしてみると、リフレッシュできるはず。ちゃんと休むことで、仕事のパフォーマンスもUPするかも。

スケジュール帳がびっしり埋まってしまっていることありませんか？予定を詰め込み過ぎてしまうと、せっかくの楽しい予定もただこなすだけになってしまうかも。

それでは本末転倒なので、あまり詰め込み過ぎず、余裕を持って向き合えるようにスケジュールを管理すると◎。定期的に楽しみな予定を入れれば、心も豊かになっていきそう。

体を動かすことは、他では代替できないほど気分転換ができますよね。何となく気分がどんよりした日に運動をすると、不思議と頭がスッキリして、活力が湧いてくるものです。運動を習慣にすると、体にはもちろん心までも健康にしてくれますよ。

心を無にして没頭できることがひとつでもあると、人生の豊かさがグンとUPします。何か嫌なことがあったり、上手くいかなくて落ち込んでいるときにも、自分を忘れて趣味に打ち込むと、自然と回復できるはず。サイクリングやヨガ、料理など何でもいいのでハマれるものを見つけてみて！

普段の生活の中で、ちょっと工夫するだけでQOLは上げることができちゃうんです。小さなことでも、QOLを上げるようにちょっぴり意識していけば、人生の満足度がUPするはず。ぜひこの機会にQOLを上げる行動を習慣化して、心豊かに生活していきましょう。

Writer

rina