Health and Beauty Wellness MAGAZINE

おうちのタオルをふわふわにしたい!洗い方・干し方など8つのコツ

毎日使うからこそ、タオル類は清潔さをキープしたいもの。また、直接肌に触れるタオルがふわふわだったら、ささやかだけれど幸せな気持ちになれますよね。ゴワゴワになってしまう原因と、ふわふわにする洗い方や干し方のコツをチェックしておきましょう!

おうちタオルをふわふわ清潔にキープしよう!

手を洗った後に使うタオルのほかにも、洗顔時に使うフェイスタオルやお風呂上がりに身体を包み込むバスタオルなど、わたしたちがタオルのお世話にならない日はありません。だからこそ、家で使うタオルが思わず頬ずりしたくなるくらいふわふわで清潔だったら、それだけで毎日の暮らしの満足度がグンとUPしちゃうはず♡

タオルがゴワゴワ不潔になってしまう原因は?

買ったばかりのときはふわふわだったタオルも、使い続けているうちにいつの間にかゴワゴワになってしまったり、ちょっぴり汚れやにおいが気になってしまったり…。そもそも、タオルがダメージを受けてしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか。

原因①「パイル」に注目!

タオル地の表面は普通の布地と異なり、糸の先がループ状に織られていますよね。この部分は「パイル」と呼ばれ、タオルをふわふわにするカギを握っているんです。

ふわふわのタオルはこのパイルがきれいに並び、しっかりと立ち上がった状態。そのため、パイルがクッションのような役割を果たし、肌に触れたときにふわふわとやわらかく感じられるんです。

一方、ゴワゴワになってしまったタオルは、パイルが寝てしまっていてクッション性があまりありません。また、パイルが絡まってもつれているのも、タオルの肌触りが悪くなる原因となりますよ。

原因②洗剤・柔軟剤を適切に使っていない

「汚れをしっかり落としたいから」「もっとふわふわにしたいから」などの理由で、洗剤や柔軟剤を規定量より多く使用してはいませんか?タオルの繊維に付着した洗剤の溶け残りやすすぎ残しはそのまま乾くと固まってしまい、ゴワゴワの原因になってしまうんです。

さらに柔軟剤には繊維の表面をコーティングし、タオルの吸水性を下げてしまうなどのデメリットも。タオルを洗濯する際は、柔軟剤を毎回使わず、数回に1度くらいに控えるのもひとつの手です。

原因③洗濯機に詰め込みすぎ

洗濯機にタオルや衣類などをぎゅうぎゅう詰め込みすぎてしまうのもNG!タオルとほかの洗濯ものがこすれ合い、パイルがつぶれてしまったり、もつれてしまったりしてしまうんです。

また、洗濯機に洗濯ものを詰め込みすぎてしまうとタオルが洗濯槽の中でスムーズに動けなくなってしまうため、汚れが充分に落ち切らないだけではなく、洗剤や柔軟剤のすすぎ残しの原因にも。洗濯機に入れる洗濯ものの量は、洗濯槽の7割くらいを目安にするのがおススメです。

原因④天日干しは実はNG

太陽の光をいっぱいに浴びてからりと乾いたタオルは、実はちょっぴり干からびてしまった状態…。水分が蒸発しすぎて繊維が硬くなってしまい、ふわふわ感が失われてしまっています。生乾きは雑菌が繁殖してにおいや黒ずみの原因になってしまいますが、一方で乾燥のしすぎはゴワゴワのもとと言えますよ。

タオルをふわふわ清潔に保つコツ

タオルがダメージを受けてしまう原因を確認したところで、さっそくタオルを清潔&ふわふわにキープする方法を確認していきましょう!

コツ①こまめに洗濯する

洗ったばかりの顔や身体を拭くので、そんなにタオルは汚れていないと感じるかもしれませんが、どうしても洗い残しや皮脂などが付着してしまうもの。そのまま湿ったタオルを放置しておくと、雑菌が繁殖して嫌なにおいがしてくるかも…。直接肌に触れるものだからこそ、タオルはできるだけこまめに洗うようにしてみて。

コツ②水の量はやや多めに

汚れを落とし切り、洗剤や柔軟剤のすすぎ残しをなくすためには、洗濯槽の中でタオルが充分に回る必要があります。そのためには、洗濯槽の7割くらいの量を目安にすると同時に、多めの水で洗うのがポイント。繊維の奥に入り込んだ汚れもしっかり落とせるし、タオルがほかの洗濯ものとこすれ合ってパイルが傷つくことも少なくなります。

コツ③液体洗剤を使う

粉末洗剤は液体洗剤よりも洗浄力が強く、コストパフォーマンスもいいものが多いのですが、そのまま洗濯槽に投入すると溶け残りがタオルの繊維に付着しやすいという難点も。溶けやすさを考えるなら、液体洗剤に軍配が上がります。少し手間ですが、粉末洗剤を使う場合は規定の量をあらかじめぬるま湯で溶かしてから洗濯槽に投入するのがおススメです。

コツ④洗濯ネットを利用する

洗濯槽の中でタオルがほかの洗濯ものともみくちゃになると、ボタンやファスナー、ホックなどにパイルが引っかかり、ダメージを受けてしまうことがありますよね。それを防ぐためには、洗濯ネットを利用するのも有効です。できるだけネットの目が細かいものをチョイスし、中にタオルを詰め込みすぎないようにする(理想はネット1つにつきタオル1枚)と、より摩擦が起きにくくなりますよ。

コツ⑤干す前にパイルを起こす

洗濯が終わったあとのタオルは、脱水時の遠心力でパイルがつぶれたり倒れたりしています。そのままの状態で乾くとゴワゴワになってしまうので、すぐに洗濯機から取り出し、干す前にタオルをバサバサと振り下ろすように大きく振ってパイルを起こしてあげましょう。このひと手間で、立ち上がったパイルが空気を含んだ状態で乾くため、ふっくらとした仕上がりになるんです♡

コツ⑥風通しのいい日陰に干す

天日干しは乾燥しすぎてタオルがゴワゴワになってしまうので、直射日光の当たらない日陰に干しましょう。ただし、湿っている時間が長いと雑菌が繁殖しやすくなるため、風通しのいい場所をチョイスして。室内で干す場合は、サーキュレーターなどを活用するとGOOD!

コツ⑦乾燥機を活用するのも◎

乾燥機を使ってタオルを乾かすとパイルが空気を含みやすくなり、ふわふわに仕上がります。ただ、脱水直後に乾燥機に入れると乾ききるまで時間がかかり、生地が傷んでしまうことも。ほんの少し湿っている状態まで干したら、最後の仕上げに乾燥機を使うのがおススメ。タオルが完全に乾いた状態で乾燥機に投入するとゴワゴワになってしまうので、見極めが重要ですよ。

コツ⑧収納法にも注意

タオルのやわらかさをキープするためには、収納の仕方も大切。狭いスペースにぎゅうぎゅうに詰め込んだり折りたたんで重ねたりすると、せっかく空気を含んで乾いたパイルが倒れてしまい、せっかくのふわふわ感も台無しに。タオルを収納する際は、層状に積み重ねるよりもくるくると丸めて縦置きにするのがおススメです。

清潔&ふわふわなタオルで快適に過ごそう♪

タオルをクリーンかつふわふわに保つ方法は、洗濯の仕方だったり干す前のひと手間だったりと意外に簡単。ぜひあなたも、思わず頬ずりしたくなるくらいふわふわと肌触りのいいタオルでおうち時間を快適に過ごしてくださいね!

Writer
mayumoth
数年前に40㎏以上のダイエットに成功して以来、何とか体型をキープ中。でも、エスニック料理と甘いものはやめられない……。ヘルシーな毎日を送るべく、冷蔵庫の野菜の種類を少しずつ増やしている毎日です。

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