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環境に優しい!クリーンビューティーなコスメブランド9選【国産】

「環境にいいことをしたいけれど、何をしたらいいのか分からない…」そんな人は日々使っているコスメを環境に優しいものに変えてみては?最近ではクリーンビューティーという言葉も登場し、環境に配慮したブランドも増えています。あなたに合ったものを選んでみてくださいね。

クリーンビューティーとは?

そもそもクリーンビューティーとは、オーガニックやヴィーガンと何が違うのでしょうか?

クリーンビューティーとは最近になって出来た概念のこと。ヴィーガンなどと違って明確な定義はありませんが、主に以下の点に配慮した製品づくりを行っているブランドを指します。

1.健康や環境に有害な成分を使わない
2.製造から販売まで環境への配慮をしている
3.動物実験を行わず、動物への配慮もしている

環境への関心の高まりから、アメリカを中心にクリーンビューティーの概念が広まりました。その後、日本でもその考えが認識されるようになり、いくつものブランドがクリーンビューティーの概念に沿ったコスメづくりを行っています。

そこで今回は、クリーンビューティーな日本のコスメブランドをご紹介します。

クリーンビューティーブランド①MAKANAI(マカナイ)

出典:公式Instagram

石川県金沢市にある小さな金箔屋から誕生した「まかないこすめ」。そのブランドが、「進化する、クリーンな和コスメ」をコンセプトに新たに作ったのが「MAKANAI」です。まかないこすめでは、創業当初から肌にも環境にも優しい製品づくりをしてきました。

出典:公式Instagram

新ブランドでは自然由来成分を99%以上使用し、世界の化粧品市場におけるクリーンビューティーの考え方をさらに上回る基準により、お肌や健康、そして地球環境に不必要な13成分を使わないことを宣言しています。もちろんパッケージもリサイクル可能なものにするなど、環境への配慮を徹底。

環境への配慮だけでなく、使い心地も抜群。化粧水はお肌にぐんぐん吸い込み、もっちりとした肌感に。香りもとっても良く、まるで森林浴をしているかのような感覚になれますよ。

クリーンビューティーブランド②naturaglace(ナチュラグラッセ)

出典:公式Instagram

「植物の力で日々を健やかに彩る」というコンセプトのもと、2008年に誕生した「ナチュラグラッセ」。製品を製造・販売するネイチャーズウェイは、本社と工場で使用する電力を2019年から自然エネルギー(再生可能エネルギー)100%由来の電気に切り替え、環境負荷低減に貢献しています。

出典:公式Instagram

製品は100%天然由来成分にこだわり、メイクをしているのにスキンケアのような軽やかな仕上がりになるのが魅力です。

また石けんで落とすことができるので、肌への負担を減らすこともできます。植物由来の精油が使われているので、優しい香りに包まれて毎日のメイクも楽しくなりそう。メイクアップクリームを使うと、ナチュラルでツヤのある肌に仕上がります。

クリーンビューティーブランド③ETVOS(エトヴォス)

出典:公式Instagram

セラミドスキンケアと、クレンジングいらずのミネラルメイクのシナジー効果を提唱している「エトヴォス」。自分の肌に自信を持ち、その笑顔をサポートすることをコンセプトに2007年に設立されました。

実は日本で初めて国産ミネラルファンデーションを販売した、100%国産ミネラルメイクのパイオニア。肌に悩みのある人でも安心して使えるように、皮膚科学を研究する医学博士監修のもと、製品づくりを行っています。

出典:公式Instagram

ミネラルファンデーションはふわっと軽いつけ心地。カバー力はありながらも、肌を優しくいたわって使うことができますよ。リップやアイシャドウなどのメイクアップコスメは、カラバリが充実しているのもGOOD!

クリーンビューティーブランド④MiMC(エムアイエムシー)

出典:公式Instagram

「自然の力で女性たちの本来の輝きを引き出す」ことをコンセプトに作られた、日本生まれのオーガニックブランド「MiMC」。製品を作る際、合成着色料や合成香料、タルクなどを使用せず、動物実験を行わないなどのこだわりが。

出典:公式Instagram

そして、天然ミネラルや植物エキスをたっぷりと使っているため、肌に優しい製品ばかり。ミネラルファンデーションはパウダータイプが多い中、MiMCではプレストタイプやクリームタイプ、リキッドタイプの4種類があるので、自分の好みによって使い分けて。どのタイプも軽いつけ心地で、メイクをしながらスキンケアも一緒にできます。

クリーンビューティーブランド⑤OSAJI(オサジ)

出典:公式Instagram

江戸時代、匙を使って薬を調合する姿から「お匙(おさじ)」と呼ばれていた、大名や将軍に仕える医師たち。そんな「お匙」のような存在でありたいという思いから、OSAJIは誕生しました。

「皮膚科学から学んだ安心安全なオーガニックコスメ」をコンセプトに、皮膚の構造や機能などに真摯に向き合い、国産の植物由来成分を使用した製品を作っている敏感肌ブランドです。また、使用済み容器を回収する容器リサイクル活動も行っています。

出典:公式Instagram

製品はスキンケア、ヘアケア、ボティケア、コスメ…と豊富なラインナップ。化粧水は温泉水をたっぷり配合しており、温泉に入ったときのようなしっとりとした肌になります。香りも4種類あり、特に柑橘系の爽やかな香りが印象的な「Sou」は、お風呂上りに使用するとさっぱりした気持ちになれますよ。

また、和のネーミングがおしゃれなネイルポリッシュやオードトワレも人気が高いアイテムです。

クリーンビューティーブランド⑥athletia(アスレティア)

出典:公式Instagram

「Strengthen Yourself. – 美しさは鍛えられる -」をコンセプトに、2020年に発売が開始された「アスレティア」。クリーンビューティーの考えに基づき、製品の成分だけでなく、容器や包装資材、店舗の建材までも環境に配慮しています。

出典:公式Instagram

成分として使用している「アシタバ」と「シソ」は、農薬や化学肥料を使わないで栽培するというこだわりぶり。しなやかで変化に負けない肌を目指す「turn&change」ラインの化粧水は、さっぱりとした使い心地で、香りもとっても爽やかです。

クリーンビューティーブランド⑦SHIRO(シロ)

出典:公式Instagram

“大自然のもつ力を取り入れる喜びを国内外へ届ける”をモットーとしているコスメブランド「SHIRO」。北海道でスタートし、2019年に10周年を迎えたことを機にリブランディングを行っています。

出典:公式Instagram

お米の栄養たっぷりの酒かす化粧水、がごめ昆布を使ったマスカラ、ジンジャー感じるリップバターなど、余計なものを出来るだけ入れずに、最高の素材を惜しみなく使った製品はシンプルで使いやすいものばかり。

また、表参道本店ではこれまでSHIROが出会った約70種類もの自然素材が展示されています。見て、知って、触れながら、ものづくりに込めたSHIROの信念を体感してみてください。

クリーンビューティーブランド⑧Waphyto(ワフィト)

出典:公式Instagram

2020年9月に誕生した、日本で初めての植物バイオ療法ブランド「Waphyto」。植物療法の第一人者である森田敦子氏は長年日本の薬草について研究を続け、植物が持つ成分を効果的に抽出できる機械の開発に成功しました。

出典:公式Instagram

このブランドの製品には、確かな効果が確認できた「桑」「菊」「ゴツコラ」「ヨモギ」「スギナ」が高配合されています。スキンケアやヘアケア、デリケートゾーンケアまで、幅広いラインナップ。フィトテラピー理論を応用し、十数種類の精油をブレンドしているため、香りをゆっくりと楽しみながら使うことをおすすめします。

クリーンビューティーブランド⑨amritara(アムリターラ)

出典:公式Instagram

2008年に誕生した国産オーガニックコスメブランドの「アムリターラ」。ナチュラルな製法にこだわり、合成界面活性剤やシリコーンオイルなどは使用していません。また原料として使うオーガニックオイルは低温圧搾法で絞ることで、その成分を丸ごと使っています。

出典:公式Instagram

数ある製品の中で特におすすめなのが「ローズアムリタウォーター」。ブルガリアにあるバラの谷でダブル蒸留されており、その香りも通常より濃い贅沢な化粧水です。ローズ以外にも様々な植物由来成分が配合されていて、さらっとした使い心地ながら、しっかりと保湿もしてくれますよ。

クリーンビューティーなコスメで自分にも地球にも優しい生活を

日本のクリーンビューティーブランドということもあり、手軽に安心して取り入れることが出来るのでは?肌にも地球にも優しいコスメを使うことで、私たちの意識もさらに変わってくるかもしれません。限りある資源を次の世代に残すためにも、身近なところからはじめてみてくださいね。

Writer
あんちゃん
IT業界で働くアラサー女子。残業が続いたある日、引き寄せられるようにアロマテラピーの世界に。そこからハーブティーやオーガニックコスメなど、自然の力を利用して自分を労わることに興味が湧き、今に至る。

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