【ヴィーガン香水8選】日本で買えるおすすめブランドは？
種類豊富にある香水ですが、最近ではヴィーガン香水の人気が高まっているのをご存じですか？地球環境や動物愛護に関心が高まる時代だからこそ、成分や製造過程まで気にして香水を選びたいですね。そこで今回は、おすすめのヴィーガン香水8ブランドをご紹介します。
ヴィーガン香水とは？
ヴィーガン香水とは、製造過程で動物実験を行わず、動物性の原料や化学物質を使わずに作られた香水のことを指します。天然成分をふんだんに使用しており、動物にも地球にも優しい香水です。
最近ではヴィーガン対応の化粧品を見かけることも多くなりましたが、ヴィーガン香水となるとなかなか種類がないのが現状。ヴィーガン香水かどうか迷ったら、ムスクやハチミツ、ミルク、アンバーグルス、ジャコウネコなど動物から派生した成分が含まれていないか確認してみてくださいね。
今回は動物性素材不使用＆クルエルティフリーな、おすすめのヴィーガン香水ブランド8つをピックアップしました！
①LELABO（ルラボ）
2006年にニューヨークで創立された「LELABO（ルラボ）」は、一度使うと手放せなくなるその香りが魅力。優れた調香師が現代的な技法に頼りすぎず、ゆっくり時間をかけて香りを引き出しています。品質を追求しているため、お値段は他のブランドに比べて少し高め。ですが、優しく豊かな香りはきっとあなたも虜になるはずです。
日本では代官山などに店舗があり、オーダーしてからその場で調香してラベルに名前を印字してくれます。また使用済みのボトルを持っていけば、そのボトルにレフィルするプログラムも行っており、廃棄物削減にも力を入れています。あなただけの香りを思う存分楽しんでみて。
設立国：アメリカ合衆国
特徴：レフィルプログラムを行っている。動物実験を行っていない。
参考価格：BAIE19 34,100円(税抜)/100ml
②CLEAN（クリーン）
2003年にアメリカで誕生した「CLEAN（クリーン）」は、シンプルで信頼性が高く、地球環境や地域社会に配慮した製品づくりを行っているブランド。工場はソーラーエネルギーで稼働し、トウモロコシ由来のアルコールをベースにフレグランスを製造しています。
数種類あるコレクションの中でも「リザーブ」はサスティナビリティへの追求から生まれたもので、厳選した香料が使われています。柔らかな香りは、トップノートからラストノートまで印象が変わらないため、誰でも香りを楽しむことができますよ。
設立国：アメリカ合衆国
特徴：動物実験を行っていない。ソーラーエネルギーで稼働する工場で製造。トウモロコシ由来のアルコールをベースにして製造している。リサイクル可能なボトルを使用。
参考価格：クリーン リザーブ ラディアントネクター オードパルファム 16,280円(税込)/100ml
③DEDCOOL（デッドクール）
2016年にロサンゼルスで創立した「DEDCOOL（デッドクール）」は、世界に広がる水不足を問題と捉え、環境に配慮したクリーンなブランドです。最大の特徴は、製品に水を一切使用しない「NO WATER」であること。これにより、1日中香りを楽しむことが出来ます。
また従来のフレグランスよりアルコール量を抑え、保湿効果や抗炎症作用などを持つ23種類の整肌成分が配合されており、敏感肌の方でも安心。2020年に日本初上陸し、フレグランスの他にリップバームやキャンドルなどもあるため、素敵な香りに包まれてみてはいかがですか。
設立国：アメリカ合衆国
特徴：水を一切使用していない。23種類の整肌成分を配合。トウモロコシ由来のアルコール成分を使用。
参考価格：オードパルファム マドンナ(リリー) 18,000円(税抜)/90ml
④LABORATORY PERFUMES（ラボラトリーパフューム）
「時間に流されず、流行に惑わされないモダンクラシック」を追求し、2011年に創立された「LABORATORY PERFUMES（ラボラトリーパフューム）」。イギリスの花やハーブ、アロマティックボタニカルから着想を得たその香りは、ジェンダーレスに使えるものばかり。
ラインナップは、AMBER (アンバー)、GORSE (ゴース)、SAMPHIRE (サンファイア)、TONKA (トンカ) の4種類。シンプルなガラスのボトルもブランドを象徴するモチーフで、飾っておくだけでも気分が上がりそうです。
設立国：イギリス
特徴：動物実験を行っていない。パラベンを使用していない。リサイクル可能なパッケージを使用している。
参考価格：オードトワレ アンバー 14,580円(税込)/100ml
⑤Floral Street（フローラルストリート）
イギリスで誕生した「Floral Street（フローラルストリート）」は、花をテーマにした香りが特徴のブランド。全8種類あるラインナップは、香りによってボトルに異なる花が描かれているのも魅力の1つ。動物から派生した成分であるADIを一切使用していないため、ヴィーガンの方も安心して使用することができます。
またパッケージの印刷には野菜や大豆からできたインクを使うなど、環境への配慮も忘れません。気分によって自分の好きな花の香りをチョイスしてみてはいかがですか。
設立国：イギリス
特徴：パッケージなどに使用する紙類はFSC認証取得。動物実験を行っていない。動物から派生した成分を一切使用していない。
参考価格：wonderland peony eau de parfum $28.00/10ml
⑥Le Couvent des Minimes（クヴォン・デ・ミニム）
南フランスに建立された修道院の伝統と歴史を継承するために、2004年に誕生したのが「Le Couvent des Minimes（クヴォン・デ・ミニム）」。私たちにも馴染みのある「ロクシタン」の姉妹ブランドでもあります。そんな「クヴォン・デ・ミニム」は、2018年にはヴィーガンフレグランスブランドとして生まれ変わりました。
希少な植物由来の原料を使用し、添加物の排除にこだわっています。10名の実力ある調香師たちが作り上げた繊細で奥深い香りを、ぜひ楽しんでみて。
設立国：フランス
特徴：100%ヴィーガン認証取得。動物実験を行っていない。
参考価格：ボタニカルコロン アクアミニム 5,060円(税込)/50ml
⑦Prosody London（プロソディ・ロンドン）
詩と文学に発想を得た「Prosody London（プロソディ・ロンドン）」は、紅茶で有名なフォートナム&メイソンから誕生したブランドです。外箱にはそれぞれのフレグランスをイメージした詩が書かれており、ブランドのコンセプトを身近に感じることができます。
森林保護のためサスティナブルな方法で栽培された原料を使用したり、植物由来成分を使用したり、環境や動物への配慮も忘れません。詩や文学などにインスパイアされた香りは男女兼用で使えるので、カップルで香りを共有してもいいかも。
設立国：イギリス
特徴：オーガニック成分を90％以上使用。製品自体に水分を含んでいない。女性の教育に関する団体を支援。動物実験を行っていない。
参考価格：MOCHA MUSCARI £95/50ml
⑧Calvin Klein（カルバン・クライン）
1968年に設立した「Calvin Klein（カルバン・クライン）」は、シンプルでありながら洗練された都会的なテイストが特徴のブランド。ファッションなどは馴染みがある人も多いかも。
そんな「カルバン・クライン」は、フレグランスも洗練されたスタイリッシュな香りばかり。シトラスの爽やかな香りが印象的な「シーケーワンオードトワレ」は、天然由来のアルコールや香料など天然由来成分を79%配合したヴィーガン処方。
パッケージにはリサイクル素材を使用しており、洗練されたブランドのイメージを保ちつつも環境に配慮したデザインになっています。ジェンダーニュートラルな香りなので、誰でも気軽に取り入れることができますよ。
設立国：アメリカ合衆国
特徴：天然由来成分79％配合。ボトルはリサイクル可能。
参考価格：シーケーエブリワン 8,100円(税抜)/100ml
ヴィーガン香水の自然豊かな香りを楽しんで
香水を選ぶ時は、誰もがその香りに注目してしまうはず。ですが香りだけでなく、その製造過程にも目を向けてみてください。地球にも人にも優しいヴィーガン香水は、あなたの毎日をきっと華やかなものにしてくれますよ。
