もうイライラしたくない。穏やかな心を保つ考え方のコツ7箇条
いつも穏やかな心でいたいのに、些細なことですぐイライラしちゃう…。そんな悩みを抱えている人は意外に多いはず。イライラしない人としやすい人の違いは、ズバリ「考え方」にアリ。穏やかな心をキープする7つのコツを意識して、フラットな心を手に入れませんか?
いつだって穏やかな心でいたい!
仕事でのアクシデントや恋人の振る舞い、友人や同僚のちょっとした言葉などについイライラしちゃうことはありませんか?原因が些細なことであればあるほど、周囲に当たってしまったときは後から余計に自己嫌悪を感じてしまいますよね。
そこで今回ご紹介するのは、穏やかな心をキープするちょっとしたコツ♡小さなことにイライラせず、毎日を心穏やかに過ごすためにぜひチェックしてみてくださいね!
そもそも、どうしてイライラしちゃうんだろう?
まずは、わたしたちがどんなときにイライラを感じてしまうのかを確認していきましょう。自分がイライラしやすい心の状態を知っておくと、心がささくれ立ってきたときでも軌道修正しやすくなりますよ。
イライラの原因①他人に期待しすぎる
家族や同僚、友人など周囲の人の言動に、ついイライラしてしまうことって多いですよね。でもそれは、相手に対して「きっと、こうしてくれるはず」「まさか、こんなことはしないはず」と勝手に期待してしまっているからではないでしょうか。
そして結果的に相手が自分の思い通りに動いてくれないと、裏切られたと感じ、不満や怒りを募らせてしまうんです。他人に期待し過ぎることは、イライラを招く大きな原因のひとつと言えそうですね。
イライラの原因②あれもこれもと欲張りすぎる
たとえばダイエットで目標体重をクリアしたとき、あなたは「もっと痩せよう!」と思うタイプでしょうか?あるいは、新しい資格を取得したら、次に取りたい資格をすぐにリサーチするタイプ?
「もっとよくなりたい!」「あれもこれも頑張りたい!」という気持ちは自分を成長させるうえでとても大切なものですが、度が過ぎてしまうと現状に満足できず、常に次を追い求めてしまうのでイライラの原因になりやすいんです。
イライラの原因③他人と自分を比べすぎる
SNSを開くだけで、身近な人だけではなく様々な人たちの生活を垣間見ることができる現代社会。そのため、自分と他人を比較してネガティブな感情を持ってしまう人も多いのでは?
特に「Aさんは仕事もプライベートも充実しているのに、私は…」「Bさんはオシャレでスタイルもいいのに、私は…」など特定の人物の一面だけを切り取って自分と比較している人は、劣等感を抱え込みやすく、イライラを募らせる傾向がありますよ。
イライラの原因④視野が狭すぎる
視野が狭く、柔軟な考え方ができない人も、予想外のトラブルに直面したときに的確な対応ができず、焦りからイライラを感じがち。しかも目先のことばかり気にかけて先を見通す気持ちの余裕を失ってしまうので、事態を好転させることが難しく、さらに苛立ちを募らせることに。
また自分の固定観念にとらわれやすいので、一度イラっとしてしまうと、いつまでもそれを引きずってしまいます。
イライラの原因⑤体調が良くないということも…
いつもならさらりと流せる些細なことが気になってしまい、「何だか今日はイライラしやすいなあ」と感じるときは、もしかしたら風邪などであまり体調が良くないのかもしれません。
身体のコンディションが悪いと、気持ちの面でもマイナス思考に陥りやすくなってしまうんです。大きな病気でなくても、睡眠不足や疲労などで慢性的な体調不良になっているときは、どうしてもイライラすることが多くなってしまいますよ。
もうイライラしない!心穏やかに毎日を過ごす7つのコツ
イライラを感じやすい心の状態を確認できたところで、いよいよ穏やかな心をキープするテクニックの実践です。イライラがサッと消える魔法のようにはいかないけれど、これらの方法や考え方を意識して続ければ、ちょっとしたことには動じないフラットな心を手に入れることができるはず♡
①他人をコントロールしようとしない
当たり前のことですが、どんなに近しい人でも自分以外の誰かをコントロールするなんてできないもの。それなのに、期待通りに行動してくれなかったからと不満に思ったり悲しんだりするのは、何だかおかしい話ですよね。
「自分と他の人は認識も価値観も違うのだから、思い通りにならなくて当然」と割り切っておけば、たとえ予想を裏切る言動をされても、イライラをあまり感じることなく淡々と受けとめることができますよ。
②自分の一番大切なものを見極める
次から次と無いものねだりをしたり、他人と比較したりしてイライラが溜まってしまうときは、自分にとって一番大切なものは何か、じっくり見極めてみませんか?
中国の思想家、老子の言葉に「知足者富(足るを知る者は富む)」というものがあります。「満足することを知っている者は豊かに生きられる」という意味ですが、自分の軸をしっかり持ち、自分がこれまでに得てきたものを認めて感謝することの大切さを説く言葉でもあります。周囲に流されず、自分の内面にフォーカスすることで、穏やかな心をキープしていきましょう♪
③長期的なスパンで物事を捉える
たとえば進行中のプロジェクトであなたが小さなミスをし、上司に注意を受けたとします。視野が狭い人は「ミスをしてしまった!」と焦ったり、「こんな小さなミスでいちいち…」と苛立ったりするかもしれません。でも長期的に考えれば、早めに指摘を受けたことで挽回できる可能性が高まったことになります。
また、ミスをしてしまったという経験すら、未来のあなたの糧になりうるものです。このように視野を広げ長期的なスパンで考えることで、イライラの原因となりそうな出来事でもプラスの意味に捉えなおすことができ、心をフラットに保つことができるんです。
④今に意識を集中する
過去の嫌な思い出や将来への漠然とした不安に対して、苛立ちを感じてしまうこともありますよね。もし、自分ではどうすることもできない過去や未来に心を乱されそうになったら、「今、この瞬間」に意識を集中させるマインドフルネスを実践してみませんか?
今感じているイライラも含め、心の状態や現実をありのまま受けとめることで、自分自身や現状を客観視でき、穏やかな心を取り戻すことができるんです。マインドフルネスには、瞑想をはじめとして様々な実践法があるのでぜひ自分に合ったものを見つけてみて。
⑤日常の小さな幸せを味わう
イライラしているときって、どうしてもそのことばかりを考えがち。そこでちょっぴり目線を変えて、日常の中の小さな幸せを見つけるようにしてみるのもおすすめ。「キレイな花が咲いていた」、「おいしくお茶を淹れられた」など意識して探せば、心がほっこりする出来事は意外に多いはず。
ささやかだけれど思わず微笑みたくなるような小さなHAPPYを味わっているうちに、イライラのことなんてすっかり忘れてしまえるかもしれません♡
⑥自分なりのリフレッシュ法を持つ
イライラしたときのために、あらかじめリフレッシュ法を準備しておくのも◎。その場でできることなら深呼吸や瞑想などがありますし、気分を変えるためにティーブレイクを取るのもOK!
また、エクササイズで思い切り体を動かしたり、好きな音楽を聴いたり、塗り絵やハンドメイドを楽しんだりするなど、自分の趣味に没頭するのも効果抜群。自分なりのリフレッシュ法で、イライラを上手に解消しちゃいましょう。
⑦体をしっかり休める
イライラを感じるかどうかは、睡眠不足や疲労といったそのときの体調とも密接な関わりがあります。そのため、穏やかな心をキープするには、心だけではなく体の健康にも気を配ることが必要不可欠。
「最近イライラすることが多いなあ」と感じたら、規則正しい食生活や十分な睡眠時間の確保などを心がけ、体をしっかり休ませてあげることも大切ですよ。
イライラをしずめて毎日を穏やかに過ごそう♡
常にイライラして過ごすよりも、心穏やかに過ごした方が同じ毎日でも幸福感がグンとUPしますよね。ぜひあなたも穏やかな心をキープして、毎日をよりHAPPYなものに変えていきましょう!